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こんにちは！
漫画も好きな田村です。

丸イスに腰掛け、真っ白になって眠るように笑みを浮かべる・・・。
伝説のラストシーンとして漫画史に残る名場面。

みなさんご存知、漫画「あしたのジョー」
今年で連載開始から５０年となるそうです。

ジョーは死んだ！　いや、眠っているだけ！！
ラストシーンの解釈を巡っては、今も論争が続いています。

原作では違う結末を用意してあったそうですが、
漫画家のちばてつやさんが、「何かが違う」と納得できず、
これしかないと、自ら考えたラストシーン。

ちばてつやさんは、こう語ります。
「いえ、死んでいませんよ。
彼が持っている力をすべて出し切って、真っ赤に燃えて白い灰になるというイメージ。
ただただ燃え尽きた、ということ。」

観る人によって、死んでいるようにも寝ているようにも感じられる作画。
何度観ても、すばらしいラストシーンだと思います。

そう語るちばてつやさんでさえ、
その時の環境や感情で、どちらにでもとれてしまうそうです。

あなたは、どちらだと思いますか？

ジョーのように、戦っている瞬間にこそ充実感があり、
まっ白な灰になるまで燃え尽きるだけの何かを
みつけられると良いですね。