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こんにちは！
設計の田村です。

先日、KMEW（ケイミュー）主催のアーキテクト特別講演会へ行きました。
テーマは「環境」です。

その中で、スターバックスコーヒーの取組みにとても感銘を受けました。
店舗から出る抽出後の大量の豆かす。
部類としては産業廃棄物です。よって、産廃処分費がかかります。

この無駄を、何かに生かせないものかと思案して実現させたのが、
スターバックス環境推進担当マネージャーの普川　玲　氏。

長年考え、牛の飼料にしたらと思いついたそうです。
コーヒーの豆かすには、牛にとって好ましい成分が含まれているので、
喜んで食べてくれる思ったらしいのですが・・・
そんな簡単にはいかず、豆かす飼料を出した途端、牛が後ずさりしてまったく食べなかったとのこと。

コーヒーを抽出する際に付く豆かすのこげた匂いを、牛が嫌ったようです。
その後、さらに数年も試行錯誤をして豆かすを発酵させることで、
牛の飼料とすることが出来たそうです。

それにより、リサイクル・ループを実現！
コーヒー→豆かす→飼料→乳牛→ミルク→コーヒー・乳製品等へ。
豆かすを飼料として再生利用するのは国内初とのこと。

スターバックスで、今飲んでるコーヒーや飲料が、無駄なくループして作られている。

今度、スターバックスでコーヒーを飲む際は、リサイクル・ループを感じながら飲んでみたいと思います。みなさんも感じてみてください。