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本わらび餅

2016.06.23 桑名展示場

みなさん、こんにちは。
最近増々暑く、そしてジメジメした季節になりましたね。

こんな日は、冷たい涼しげな食べ物ばかり食べてしまう富本です。

お昼ご飯も、ここんところの蕎麦率は高めですね。

冷たいものばかり食べていると、夏バテをしやすくなると
わかっていながらも、ついつい食べてしまいます。

 

昨日も夏の風物詩 『本わらび餅』 を食べてしまいました。

でもこのわらび餅、いつもとなんだか違いますね。“本”って書いてる。。。

 

私がよく食べているわらび餅はこのタイプ

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よく市販で見かけますよね。
これに付いてるきな粉につけると
夏が来たな! と思いますよね。

warabi

 

 

 

色もトリドリで右のように盛り付けると
涼しげな印象を与えてくれます。

 

でも私が昨日食べたわらび餅は少し違うんです。
パッケージには 『本わらび餅』 と書かれていました。

 

さて何が違うのか?気になったので調べてみました。

 

本来のわらび餅とは?

『本わらび粉』 を使って固められたお菓子の事を 『わらび餅』 と言います。

わらび粉は、植物のワラビからとるデンプン。
ワラビの根から取り出したデンプンを乾燥させるとワラビ粉になります。
ワラビ粉は弾力があり、加熱すると黒に近い色になるようです。

国産の本わらび粉は100gで1,300円ほどもする高級品のようです。

 

その本ワラビ粉で作られた「わらびもち」は日持ちせず、冷蔵にも弱いとか。
本来のわらびもちは冷やすことで逆に弾力が失われてしまうみたいです。

一方、スーパーの冷蔵コーナーに並べられ、やたら賞味期限が長い、
透明で綺麗なあの物体は何なんでしょう?

 

それは“サツマイモでんぷんもち”というものだとか。

 

市販に置いてあるものの材料を見てみると、
わらび粉に続いて加工でんぷんと表記されています。

でも、「わらび粉のほうが多いのか」と思われがちですが、実はそうともいえないようです。

「本わらび粉」という定義が、わらびの根由来100%であるかどうか、
今ところはっきりしていないようです。
「本わらび粉」名称で、わらび以外のデンプンをブレンドして販売している材料屋もあります
各店により、その解釈はあいまいのようです。

よって商品に「本わらび粉100%」と表示があっても、
純粋にすべてワラビ由来の原料であるかどうかは、わからないようです。

 

“サツマイモでんぷんもち”の特徴

  • 水と合わせ加熱することによって透明性が向上し、粘性を増す。
  • 冷蔵保存しても弾力のあるゲル特性を保持する。

 

まさにスーパーのわらびもちの特徴と合致しましたね。

 

warabimochi

昨日、あの 『本わらび餅』 の弾力のある食感
を味わったらもとのわらび餅には戻れないかも
しれません。(少しオーバー)

気になった方は是非、ご賞味ください。

 

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